今日、皆さんにお伝えしたい事は、「腸内環境を整えるのは本当に大切」ということ。
どの位大切かというと、女性であれば生理の質すら変えてしまいます。
最近では「健康=腸の健康」というのは、もはや常識?なので、わざわざここで言うまでもないのかもしれませんが、やっぱりその効果、最強でした。
腸内環境を整えることで起こる変化
忘れもしない2020年1月。子宮筋腫の悪化によって突然大出血を起こしたのですが、本当に日常生活がままならなくなり、手術以外の選択肢は考えられなくなりました。
ただ、筋腫を栄養する血管を塞ぐ治療法があることを知り、「血液の質をかえれば良いってこと?」と、栄養を吸収する腸の状態を良くするため、最後の望みをかけて食を見直すことに。
すると、腸内環境が良くなってくると同時に、PMSと過多月経の症状も落ち着いてきました。
女性の生理は、食生活の成績表?
私の場合は、一カ月どのような物を食べたかによって、PMSの辛さが変わります。食生活が乱れると、ひどい頭痛や体調不良にみまわれ後悔することに。この時に腸の状態が悪いと間違いなく症状が悪化します。
当時の食生活はどうだったのか?
大出血を起こす前も、割と食には気を使うタイプでした。添加物の多い物も、加工食品も好みません。野菜が好きで、揚げ物もたまに食べるぐらい。肉の脂身はカット、グリルで焼いて脂を落とし、極力とらないようにしていました。
ただ、その努力を打ち消すかのように、スイッチが入ると毎日甘いものを食べてしまう糖質依存に陥りやすいタイプでした。
年齢的な基礎代謝の低下と相まって、カロリーをセーブしても全然痩せなくなりました。
過剰摂取かも?
今考えると、大豆製品等の過剰摂取、食物繊維不足、糖質依存なども原因の一つだったのかなと思います。
「更年期だし、痩せたいし、女性ホルモンが減ってるかもしれないから」と、ご飯を豆腐に置き換えたり、豆乳も飲む、納豆もヨーグルトも肉もしっかり食べていたら、途端に腸内環境が悪くなりました。そこに甘いお菓子を食べすぎると最悪です。
腸内環境が悪化すると、体外に排出される予定だったエストロゲン(女性ホルモンの一種)が再吸収され、エストロゲン過剰に陥ることがあるそうです。
それに加えて女性ホルモン(エストロゲン)に似た分子構造をもつ大豆イソフラボンの過剰摂取ですから。
実際、検査をすると女性ホルモンはしっかり分泌されていて、だからこそ子宮筋腫が大きくなりました。
正直、何が原因かはわかりませんが、この食生活が、子宮筋腫や過多月経を引き起こす一因だった可能性も否定できません。
健康になりたくてしたことですが、間違った方向への努力って、本当に怖いですよね。
子宮筋腫やPMSに苦しむ皆さんへ
一年半以上たった現在の状況はというと、相変わらず子宮筋腫は大きいまま。
しかし、本調子ではない日もたまにありますが、普通に生活できる位に落ち着いています。
手術しかないような状態でしたが、諦めないで本当に良かったと思います。
婦人科系の疾患や生理中の体調不良に悩む方は、ぜひ一度真剣に「腸内環境を整える食生活」に取り組んでみてくださいね。
気を付けたこと
ダイエットでは、カロリー制限にばかり気を取られますが、「我慢する」から「まず栄養素を満たして食欲を安定させる」に発想を切り替えることが大事だったのです。
気を付けたいのは、いわゆる「ま・ご・わ・や・さ・し・い」。とにかく食物繊維たっぷりに多品目の食材を食べるだけ。
タンパク質は、肉だけではなく、魚、卵、豆などをバランスよく。
缶詰めでもジャコでもいいので、魚もなるべく毎日とる。
パンは心を満たす嗜好品なので程々に。
私の場合、今後のキーポイントは甘い物との付き合い方です。隙あらば糖質依存に陥りやすい。
皆さんはいかがですか?
最後に
極端に片寄った食べないダイエットの行く末は、代謝を落とし結果として太りやすい体質をつくるだけです。
しかも、ホルモンバランスの乱れと体調不良を引き起こすことがあるとなれば、なおさら避けたいですね。
ぜひ、皆さんは遠回りせず最短で正しいダイエットを選択されてくださいね。
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