この春、新しい人間関係が始まった方も多いのではないでしょうか。
人と人との対面での繋がりが制約される中、LINEやZOOMなどを駆使してコミュニケーションをとっている方も多いでしょう。と同時に、そろそろ人間関係の悩みも出てきやすいのが5月。
もし、あなたが悩みを抱えているとしたら、どんな人に話を聞いて欲しいですか?
ここでは、「悩みを打ち明けるならこんな人」「人の話を聞く時に気を付けたいこと」「誰にでもできる聞き上手になる方法」をご紹介しています。
悩みを打ち明けるならこんな人
あなたが悩みを抱えている時、話を聞いてくれる人がいる。こんな有り難い事はありません。「自分の気持ちを理解してくれる人がいる!」と分かるだけでも、元気がでるものです。
ただ、ここで注意したいのが、「どんな人に話すか」という事。
結論から言うと、「あなたの言っていることを、そのままに捉えようとしてくれる人」
個人的には、割と口数少なめのに「そんな風に感じたんだ~」と言ってくれる人なら間違いなく好みです♪好みは別として、間違いなく聞き上手ですから、同性にも異性にもきっと人気があるでしょう。
愛すべきおしゃべりさん
先日、「何~それ~分かるわ!大変だったね~」このドラマに出てきそうな共感ワードが隣から聞こえてきました。心の中で「3・2・1」とカウントダウンしたら・・・。
やっぱり「それでさ~♪」と自分の話が始まった。
「話は聞いていなかった・・・」
ただ、誤解のないように言っておきますが、こういう人は個人的には嫌いではないんですよ。
「愛すべきおしゃべりさん」
自分にはこういうテンションがないので、愛らしくも感じる。
ただ、あなたが本気で悩んでいる時に、あまりに高すぎるテンションでこれを言う人は、心の内まで話す相手ではないでしょうね。もちろん、程々の悩みか、悩みのピークを少し過ぎた時には嬉しい反応なんですけど。
人の悩みを聞く時に気を付けたいこと
何が言いたいかというと、「相手の話や悩みをそのままに受け止めること」は案外難しいということ。
「自分と似ているな~」と思えば「自分の色眼鏡」で見てしまう可能性もあるし、「自分と価値観が明らかに違う」と思うと、受け入れることが難しい。
さらに、理解に苦しむような考え方の持ち主ともなれば、「あなたの想いや言いたい事は理解する(共感はできないけどね)」と対応するのが精一杯でしょう。
相手を理解するには、そこそこエネルギーと集中力が必要です。言い換えれば、そのエネルギーを惜しみなく注いでもらえたら、人って嬉しいものなんです。
聞き上手は幸せに
もし、あなたが「愛すべきおしゃべりさん」タイプでも、ちょっとトレーニングをするだけで大丈夫。
方法は極めてシンプル。
自分の話は一切なしで、相手の話をひたすら30分聞き続ける。「それで~」「そうなんですね~」と相づちのみです。
最初は、形からでいいんです。そのうち、それが本当の自分になりますから。聞く習慣が当たり前になるだけです。
こんなことを偉そうに書いている私も、かつては言いたい事が沢山あると、我先にと「空気をパクパク食べるように話をするタイプ」でした。
でも、セラピストになる過程でひたすらトレーニングをしていたら、親子関係も人間関係もどんどんシンプルに心地よくなっていきました。
全くお金もかからない、相手が喜んでくれるワーク。やってみる価値ありです。
ぜひ、お試しくださいね。そして、ぜひ一緒に幸せになっていきましょう!
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