一人でも多くの方に「精油を使ってみよう!」と思っていただきたく、「精油がストレスケアに有効な理由」をまとめてみました。
アロマセラピーに関心がある皆さん、ストレスフルな毎日を送っている男性にも読んでいただけたら嬉しいです♪
ストレス以外の何物でもない
これといった解決策がない。先が見えない。白とも黒ともつかない。体調が悪い。
ときたら、これはストレス以外の何物でもありません。
それは、ホルモンによる体調不良に振り回される女性にも、ぴったり当てはまること。
これといった解決策もなく、長年向き合っていくしかない。日常生活に支障をきたすレベルにまで症状が悪化すると、幾度となく心が折れそうになりますから。
だから、「この状況に耐える力」を与えてくれるものが、悩みを持つ方々には必要なのです。

私が精油を使う理由①
過度のストレスが体に良くない事は周知の事実ですが、ストレスケアが大切だと言われても、とっさの出来事や忙しい時に余裕なんてありません。深呼吸することを思い出せたら上出来。
そんな中、辛うじてできるストレスケアと言えば・・・
個人的には「嗅ぐだけアロマしかない!」と思います。
その理由は「その場を離れずして、一瞬で気持ちを切り替えるから」
そんな物って、有りそうでなかなか無いんですよね。
だから、普段から精油を使い慣れておくと、いざという時に役立ちます。
私が精油を使う理由②
自分の意思ではコントロールできない部分に作用する
香りを嗅ぐと、「自律神経」や「ホルモン分泌」といった各機能をコントロールしている脳の部位に、何らかの刺激を与えることが分かっています。
例えばゼラニウムなどの香りは、ホルモンバランスを整える作用をもつと言われており、女性にとっては嬉しい精油の代表格です。
「自分の意思が及ばない部分に作用する可能性をもつ」
このことは、子宮筋腫やPMS(月経前症候群)といったホルモンによって引き起こされる不調に苦しむ私にとっては、まさに救世主のような存在でした。

アロマセラピーとは
簡単に言うならば・・・「香りの持つ作用を利用して、自分の心と体を整え、心身共に健康になっていきましょう!」そんな感じでしょうか。
「香りにそんな力ある?」と思われるかもしれませんが・・・
実は、そんな力、結構あります。
分かりやすい例をあげると、ある精油を嗅いで注意深く自分を観察していると、「はい!いま脈が速くなりました!」と感じる瞬間があります。
また、突然の地震で体の震えが止まらない時に、精油を嗅いだら一瞬で震えが止まったなんて経験も。確か、ビターオレンジの花からとれる「ネロリ」という精油だったと思います。
このように、精油の種類によって作用は様々ですが、人間の生理機能に少なからず影響を与えます。アロマセラピーでは、この作用を意図的に利用しています。
特に、強い不安やストレスにさらされている時ほど、自律神経のバランスが整い、リラックスするのを強く感じることでしょう。本当に良い香りは音楽と同じぐらい人の心を動かします。

最後に
体は自分が思っているよりずっと賢いので、最初は、理屈抜きに「好き!」と思える香りを選ぶ。それだけで十分です。
レモン、オレンジ、グレープフルーツ、マンダリンなど、馴染みのある柑橘系から始めるのも良いですね。柑橘系の精油は果皮から採られますので、レモンピールなどのおやつを食べたりするのも良いアイディアですね。
ちょっと横道にそれましたが、肉体的にも精神的にも「辛い時には精油を使うと良かったはず!」と、心のどこかに書き留めていただけたら嬉しいです。
それでは、皆さんの毎日が健やかでありますように!

*ここでいう「アロマ」とは、アロマセラピーにおける「精油」と呼ばれるもので、芳香植物から抽出された100%天然の芳香物質のことを意味します。油脂とは異なります。
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